YASUMOTO FOND TALKING THERAPY

 ストレスの多い現代社会にあり、心を癒すための音楽テープは多く市販されています。
 ここに皆様にご紹介するテープは単に癒しを目的としたものではなく「あやす」を目的としたものです。
 「あやす」という言葉の意味は、お母さんが「赤ん坊をあやす」という時に用いる、赤ん坊の背中をやさしく撫でたり、ゆすったりする時の「あやす」です。

 なぜ、今、「あやす」なのでしょうか。
 私たちの成長過程において、乳幼児期は最も大切な時期です。特に乳児の生存の保障者である生物生理的存在としての母からの溢れんばかりの温かな愛を受けることは、乳児の成長にとって不可欠なものなのです。
 お母さんの「あやす」により赤ん坊は、自分に話しかけてくれる、授乳してくれるという母親のいつもと変わらないものをよりどころにして、日々の流れを経験し愛を獲得していく、お母さんもまた、赤ん坊を前にしてその仕草や表情により様々な母性感情を刺激され五感をとおした果てしない会話の中で母子関係を展開していくのです。
 その豊かな愛情要求が満たされないと乳児はどうなるのでしょう。
 子供の感情の成長は止まり、何歳になっても人的環境との適応が出来ず、精神神経疲労から心身に負担を抱える結果となりいろいろな症状や特異な性格傾向を示し、精神的苦痛に満ちた人生を歩むことになっていきます。

 教育や医学は、そのことの表面上の事実に視点をあて、指導や治療にあたろうとしますが、実はそれらの苦痛はただ単なる結果にすぎないのです。もっと心の奥にあって抑圧されている無意識の部分が精神的苦痛として表出していることに私たちは、気づかなければなりません。

 心理臨床から、その大半が乳幼児期の親子、特に母子関係に多くの問題が認められました。
 このことからも無意識に持っている母への愛の渇望を充分に満たしていくことこそが大切だということになるのです。
 しかしながら、戦後高度経済成長を国が唱えた時から、子供は、母を社会に奪われだしたのです。社会は、経済力を追求するあまり、子供は置き去りにされてしまいました。
 その結果、子供は母との共有体験を充分に持つことなく、また、愛情の貯金のないまま成長していくことになり歪められていくのです。
 周りの大人たちも、そのことに目を向けることも原因を探ることも出来ないようになってしまっています。だからといって、政治経済とかかわる社会や教育の問題に責任を転嫁するだけでは解決できるものではありません。

 以上のことから今、「あやす」ことが強く求められています。
 このテープは、母から愛を充分に与えられなかったために出来た心の空洞をうめていきます。
 年齢を問わず、昼でも夜でも、寝るときにでも聞いてください。また、勉強のときも音を小さくして流して聞くと、不思議に集中出来ます。さらに、年齢、性別に関係なく喘息、おねしょ、アトピー等に効果があります。また、九州のある都市では、このテープを使うことで「障害」を持った人たちに大きな効果をもたらし改善がみられています。

 この事実からも多くの人たちに利用していただくことが出来ると確信いたしました。

 テープの利用をご希望される方は、当学園の認定を受けた指導者の指示に従いお使いください。


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安本学園臨床心理研究所       
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